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Studio foolの日記出張所にようこそ~。 ここではあったことおもったことを不定期更新でつらつらと。

金曜日, 7月 07, 2006

ダイエットについて2

いきなり昨日につづきます。
内臓脂肪とは内臓の周りについてしまう脂肪のこと。
付き易く取れやすいエネルギーの予備タンク的なものですが、モノが内臓の周りについてしまう性質の為、致命的な弊害があります。
・腹回りが太る
・内臓の運動を妨げる(代謝が下がる)

皮下脂肪とは皮膚の下に付く脂肪です。女性の天敵セルライトもこれ。
一度付くとすぐには落ちにくく、見た目にもボコボコしてロックじゃないです。

代謝とは生体内の化学反応で、体外から取り入れた物質を用いて新たな物質を合成したり、それにともなってエネルギーの出入りを行ったりすることです。
簡単に言えば、脂肪を燃焼させたり汗をかいたりといった体の働き。
美肌の為にも代謝は上がるに越したことはありません。
代謝には基礎代謝・食事代謝など色々あるようです。あるある辞典もそういっています。「エネルギーを燃やす」=動かすですので、クチを動かすのも代謝アップに繋がります。


さてこれらの基礎知識を元に、調べた食生活系の情報を列記。
「痩せるために食べる」なんて矛盾してないか?と思うかもしれませんが、食べながら痩せたいので考えざるを得ません。

ということで重要になってくるのが代謝。
寝起きの冷水は体を目覚めさせるのに良いようです。
筋肉は水分が無いと活動しないので、夜間水分になった筋肉に水分を補給してやるという理由もあるようです。
また、カテキンを摂取しておくと代謝は下がりにくいようです。血液をサラサラにするというのもあるのかな。するとソバや海草も代謝に貢献しそうです。
さらに朝に代謝をあげておくと、1日代謝が高いようです。
つまり燃費が悪くなるので、同じだけ食べても太りにくいということです。
また辛いもの・硬いもの・熱いものが効果あるようです。 ということで米は玄米、パンはフランスパン、麺はそばにしましょう。
関係ないけど玄米は洗ったあとの漬け置き時にヨーグルトを加えておくと、おいしく炊けます。

次に食物繊維。
食物繊維を多く含む食品は、内臓の代謝を活性化します。噛む回数が増え、消化に時間が掛かるほど、Goodというわけです。
他に、一緒に食べたものの油分をからめ取って体外に排泄してしまうという利点もあります。一石二鳥です。食物繊維の多い食品をとることにします。玄米君、ここでも1ポイント。

次にキトサン。こいつは、体内の脂肪を分解して血液に流す性質を持っているようです。おお、こりゃ便利。でもサプリメントとかで買うと高いです。安くあげようと考えるとキノコからの摂取がよさそうです。キノコなら食物繊維も多いしね。

カルシウム。
こいつは脂肪の吸収をジャマする働きがあるようです。こいつも味方に付ける必要があります。小魚や乳製品が基本ね。

タウリン。リポビタンDに1000mg入ってるやつです。むしろ1gです。こいつには脂肪の燃焼を促す働きがあります。なるほど、それでファイト一発。
確かに代謝をあげるのによさそうですが、毎日リポDを飲むのも微妙です。だって、リポDってカロリー表示してないわけですよ。どのくらい糖分を含んでいるか言えないほどの商品な訳ですよ。
ダイエット前にリバウンドしたくないので、できればこいつも食事で摂取したいところ。
検索結果、ワカメに多く含まれているようです。これはノンカロリーでありがたい。
調理のバリエーションも広がるし食物繊維も多いしね。

植物性乳酸菌。動物性乳酸菌は胃で死んでしまうけど、植物性は生きたまま腸に届く。腸の運動を促進するので代謝に貢献するという寸法らしい。キムチや納豆などに含まれているのであまり考えなくてもそのまま食えるね。

そんなこんなで、とりあえず一般的に摂取が難しいキトサンを効果的に取れ、長期保存が可能な仕込みを考えました。 だってあとは何とかなりそうじゃん?
バリエーションが利く方が便利なので、料理としてではなくソースやスパイスに出来るようにします。 ついでに食物繊維・カルシウムも摂取しちゃいます。

・用意するもの
業務用スーパーなどで売っている冷凍キノコ1kg(なければ適当な種類は問わず適当なキノコを1kg冷凍する)
イリコ1パック
ミネラルウォーター適当

・作り方
1.キノコを解凍します
解凍時に出る汁にもキトサンが含まれていますので捨てずに鍋で受ける。
冷凍⇒解凍するのはキノコ内部でキトサンを包み込んで守っている食物繊維を破壊する為。 これによりキトサンが摂取しやすくなります。
2.さらにきのこみじん切り。面倒なのでフードプロセッサーでやってます。
3.いりこをミルで粉末にする
4.みじん切りきのことイリコ粉を鍋に入れ、素材がギリギリ浸かる程度ミネラルウォーターを加える。この時点で食べ物に見えなくなります。
5.弱火で水気が飛ぶまでじっくり煮つめる
だんだん食べ物から遠ざかっていきますが、気にしないでマッドサイエンティスト気分を満喫してください。目的はキノコの食物繊維を徹底的に壊してキトサンを効率よく摂取しやすくするためです。 水分が少なくなってきたら焦がさないよう、かき混ぜながら煮つめてね。
6.水分があらかた飛んだら火から下ろし、自然冷却
7.しっかり冷めたら大さじ2杯づつラップして冷凍します。


以上できのことイリコのペーストが完成です。見た目はとても食い物に見えませんが食物繊維キトサンカルシウムの塊
脂肪摂取を消化レベルで阻止し、摂取してしまった脂肪を細胞吸収レベルで阻止し、体内の脂肪も追い出すという3段構えです。オマケに良いダシが濃縮しています。
しかし見た目の悪さからキノコ玉と名づけました。
キノコ玉は朝・晩1個づつを目安に食います。
俺の場合、レンジで解凍して熱湯を加えワカメとミソを加えて即席味噌汁として摂取することが多いです。調理時間が2分を切るので忙しい朝でもバッチリです。
同じく洋食気分の時は無印良品で買ったトマトスープの素きのこトマトスープにしちゃいます。トマトスープが無い場合はきのこ玉+トマトジュースを水で割って温めてもOK。刻みタマネギを加えちゃったりすると立派なミネストローネです。
他には
・ポン酢やノンオイルドレッシングを加えて、きのこドレッシングとして
・なめたけと混ぜて冷奴の出汁に
・めんつゆ&もみじおろしとあえてソバを頂くのさ
などで飽きないよう楽しみます。
元々きのこもイリコも出汁の素なので和食の隠し味に用いると相性が良いです。

ということで、つづく。